妄想と現実の境界線
昔のファイルを発見しました 4
弱くはない。それでも強くもない。
本当は知っていた。それでも知らない振りを続けていた。
それは罪。それは懺悔。
誰もが嫌っていた。そうしなければ生きて来られなかったから。
彼が笑っていたから。ただ笑っていたから。
だから気付かなかった。気付かない知らない振りを続けてきた。
愚かだと罵られようが、馬鹿だと殴られようが、それでも彼の傍にいたいのだと。
―――許されたのだとは思っていない。ただ、傍にいたかっただけなんだ。
絶望に似た拒絶
昔のファイルを発見しました 3
強くあれ、と。
そう言った人は哀しそうに笑っていた。
それが切なくて、無性に哀しくて。それでもその感情が何なのか知らなかったあの頃。
無知ではいさせてくれなかった里に少しだけ感謝した。嘲りと共に。
進む道があるのかは知らないが、それでも進む先は闇。
さぁ、始めようか。
昔のファイルを発見しました 2
三日月が空に姿を現し、こぼれ落ちる雫が地を濡らす。
ありふれた日常から逸脱した世界は、余りにも殺伐し過ぎていた。
これが日常なのだと、教えてくれた男は既に居ない。それがちょっとだけ口惜しいような複雑な気持ちになる。
空を見上げれば暮れゆく夕闇に姿を現した月の影。丸いカタチを失った月がこちらをみて笑っているように感じた。
いっそのこと、嘲笑って罵ってくれればどれ程楽だと思ったことか。
忌まわしいほど空に浮かぶ月に思いはせる瞬間、全てを焼き尽くす想いが胸の内を漕がすのだ。
行く年幾万離れようと、決して逃げ切りはしない存在。
これを憎悪と呼ぶのか今はまだ分かりはしないけれど、この胸の内に燻るものはそんな安いモノではないことは確かなのだ。
「好きだという気持ちを止められないと言うのなら、いっそのこと無かった事にしてしまえればよかった」
悲しみよ、こんにちは。
昔のファイルを発見しました
また、私を置いていくのだな。
自嘲の笑みが漏れた。
何故、と叫ぶ変わりに握り締めた拳が震えている。
「君はどこまで・・・・・」
私をのけ者にする気だ。
漆黒の瞳からこぼれ落ちる雫。俯き加減の顔からはその表情は読みとれなくとも、彼がどれ程悲痛な思いをしているのか彼を見れば一目当然である。
むしろ、彼が此処まで己の感情を出すこと程稀だというのに・・・・。
「私は、また置いて行かれたのだな」
降り始める雨は止む気配はなく、何処までも澄み切った青空が羨ましく思った。
さよなら、さよなら、愛しい人
CPが壊れました!
パソコンの事はよく分からないのですが、兄的に言わせればよく保った方だと言われました。
ってか、兄のお下がりで貰ったWindos xpが動かなくなったお陰で保存していたデータが!!
代替えを考えようと思っているんですが、さすがに直ぐには代替え品を購入する金銭がありませんので、これまた兄のお下がりで貰ったWindos98を久々に機動したら、これまた読み込みが遅いこと。でもまだ使えるみたいです。途中でバグルことはあったとしても!
ですが、XPが壊れて98が動くなんて、摩訶不思議!
妄想ナルトネタ切れ
重い付いたネタは携帯に一度保存した後、パソコンへ送るのですが、携帯で文字を打つのはパソコンの時より大変過ぎて四苦八苦しております。
滅多に携帯を使わずパソコンのみを使用中ですので携帯でメール打つのが辛いです。