妄想と現実の境界線
人生 経験よりも実践である
昔のファイルを発見しました
また、私を置いていくのだな。
自嘲の笑みが漏れた。
何故、と叫ぶ変わりに握り締めた拳が震えている。
「君はどこまで・・・・・」
私をのけ者にする気だ。
漆黒の瞳からこぼれ落ちる雫。俯き加減の顔からはその表情は読みとれなくとも、彼がどれ程悲痛な思いをしているのか彼を見れば一目当然である。
むしろ、彼が此処まで己の感情を出すこと程稀だというのに・・・・。
「私は、また置いて行かれたのだな」
降り始める雨は止む気配はなく、何処までも澄み切った青空が羨ましく思った。
さよなら、さよなら、愛しい人
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