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そっくりな正反対

ゼロルルを書くのに本編を一話から視聴しなおしています。
何故だか中途半端になりがちな会話。
どういう口調だったか忘れちったよ。ロイド。


設定 ゼロルル

ルルとゼロは通常時、紫暗の瞳。ギアスを使う時のみ紅玉。
ルルは左目。ゼロは右目が紅くなる。
最初に魔女と契約をしたのはルル。その次にゼロ。
お互いに絶対厳守のギアス持ち。流石双子。




双子で12のお題 より

02:そっくりな正反対






神聖ブリタニア帝国へ反旗を翻した黒の騎士団。その存在を葬られた黒の皇子。
紫暗の瞳が深紅へと変わる時、黒の皇子の反逆は始まった。
禍々しいほどの深紅の瞳が見据える先にあるのは、絶望か。それとも希望か。
舞台となるのは、神聖ブリタニア帝国の属国・エリア11。敗戦国に与えられた名に反旗したテロリストを率い、作り上げた盤上は駒を得た。
黒の騎士団。その存在を葬られた黒の皇子の反逆。全ての駒が位置へとついた。

 

魔女の望みは常に変わらない。変わらないはずだったのだ。
だが、例外が生まれた。これは魔女にとって最大の誤算。
その瞬間、魔女は腹を抱えて泣いた。
これは歓喜。これは絶望。
矛盾する心に魔女は驚いた。未だに心と言うものがあったのか、と。
魔女は啼いた。今なら神にでも祈りたい気分だ。神が居るのならば、だが。
王の力を手に入れた子供の傍は心地よく、軌道の逸れた当初の計画に目を瞑った。
私らしくない、と古き友の笑い声が聞こえる。
 あぁ、そうさ。マリアンヌ。
力を望んだのは目の前の子供ではなかった。
同じ顔、同じ声、同じ仕草。同じパーツを幾多も持ちながら違う存在。その思考も。その存在も。全く別人の双子。
私の王。私の契約者。私の共犯者。
 道化師が笑う。
嘲笑う様に愉快気に笑う道化師は灰色の錬金術師。
絶対唯一の主を失った灰色の錬金術師は道化師を演じた。
狂気に身を沈め、主の帰りを待ちわびる。裏切りの騎士を産みながら。
 あぁ。お前は罪づくりだな。
ひと一人の人生を狂わせる魔性。
 さすが私の魔王だ。
「お兄様?」
 不思議そうに小首を傾げた妹。魔王が愛した妹。
「ただいま、ナナリー」
 紫暗の瞳を細め、揺れる黒髪。半身と同じ動作がこれほどまで違和感を生むとは思いもしないだろう妹の顔が強張った。
「貴方は誰ですか?お兄様ではないのですか?」
 困惑気な声に交じった不安が手に取る様に分かる。
流石魔王の妹、と言う所か。
 ふむ、とひとつ頷いた半身は笑った。至極楽しげに。
「流石ルルーシュの妹、と言う所か。」
「お兄様をご存知なのですか」
「ルルーシュは俺の半身」
「はん、しん?」
「俺はゼロ。ルルーシュの双子の兄。世界を創世し、破壊する存在」












  そっくりな正反対 
      偽りの仮面










 

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