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今更ですが、あけおめ?


 新年、明けましておめでとうございます。

今年こそは、と意気込みつつ更新をがんばりたいと思います??
いまだにスランプから脱出できない身ではありますが、妄想だけは毎日欠かさずいたしている次第であります!!


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途中まで

変わらない想いを抱いたならその想いごと海の底へ沈めてしまえばいい。
誰にも憚ることく想いを抱きながら永遠を約束してくれるのだから。
それはなんと甘美な誘惑なのだろう。
神様の祝福も誓いのキスも要らない。
私が欲しいのは貴方の愛なのだから…。



夕暮れ道を歩く。
いつも見慣れた景色が今日に限って見知らないものに感じた。
ちょっとした冒険気分になって、いつもと違った道を歩く。
何だかワクワクした気分になってテンポ外れの鼻唄を歌い、夕暮れ道を歩く。
キラキラとしたこの瞬間を残せればいいのに、なんて思いながら橙色に染まった道をひたすら家に向かって歩いた夏の終わり。
もう、あの日には戻れない事を知っていた16才の夏が終わり、新な季節が始まる。
終わりなんて来なければいいのに。
大好きな人と見た夏の花火が恋しくて…
かけがえのない思い出が沢山できて、決して忘れさせてくれない貴方が大好きなんだ。


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兄弟設定ブルジョミ・・・になる予定だったもの

 


 綺麗な深紅の瞳が妖しげに輝いていた。
どこか浮世離れした美を持つ男の微笑に一瞬にして眼を奪われた数人の男たちを尻目に、その男は颯爽と現れ、

去っていった。その右隣にはまだ年端もいかない少年を引き連れて。
「…ジョミー」
 シットリとした声はふんだんに優しさと甘さをない混ぜた穏やかな苦笑によって完成した。
誰が見ても美しいと賞賛するモデル然とした男は、不貞腐れ、頬を高揚させた少年へと視線を投げかけた。
「だってあいつら・・・・・」
 咄嗟に反論しかけた少年は口惜しげに言葉を途切れさせ、キッと眼を吊り上げ男を見上げた。
言葉よりも雄弁にかたる瑞々しい緑葉の様な瞳を見返す深紅の瞳は何処までも蕩ける様に優しかった。
忌々しげに少年は口を閉ざし、睨み付ける様な強い眼差しを男から反らすことで自らの意思表示とした。
その子供っぽい仕草すらも愛しいのだと、雄弁に語る眼差し。
男は何処までも少年に甘く、優しかった。

 

 

 

 太陽の様な輝く金色の髪。瑞々しい緑葉の瞳。
力強くも真っ直ぐな眼差しは純粋すぎるほど無垢な輝きを宿している。

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謹賀新年


明けましておめでとうございます


年明けて、3日目の終わりに差し掛かった時間帯ではありますが、ようやく仕事の目処が立ちましたので久方ぶりにブログへと足を運ばせていただきました。
ほぼ更新状態が全滅な昨年ではありましたが、これからも気長に更新させていただこうと思っております。
わざわざこの様な辺鄙なサイトへと足をお運びになられた方々、ありがとうございました。
今年も亀以上にノロノロ更新ではありますが、最後までお付き合いくだされば幸いです。




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買っちゃった!ぶたうさぎ

 

 買っちゃいいました。ようやく。
「美男でえすね」に出てきた「ぶたうさぎ」です。
本当はぬいぐるみが欲しかったのですが、今回は我慢してぬいぐるみストラップと小物入れを買いました。
これだけでも可愛いですよね。
小物入れのほうは携帯が入るか入らないかの瀬戸際でした。
携帯を入れても後ろへ転げてしまう恐れありです。
実用性には程遠い小物入れですが、でも可愛いから許す。
ちょっと小さいから置物としても利用できます。




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お題☆恋する台詞 冬←一護←浦+愛+他



バカみたいに泣いた。
降る雨の中、くすんだ髪から滴り落ちる雫を払いのける事すらせず男は立っていた。
腹いせに男の頬を平手打ちしても、男はただ静かな眼差しでそこに立っていた。
それがどうしようも無いほど苛立ちを募らせる。
馬鹿だ、馬鹿だ、と思っていたが、ここまでどうしようもない馬鹿だとは思いもしなかった。
頭の回転は人一倍良いくせに、どうしてこんなに馬鹿なのだろうか。
見っともなく泣き腫らした目元から雨に混じって滴り落ちる雫は止めどうなく流れる。
何度も罵り、罵倒しても変わらずそこに居た。
そう、ただそこに居るのだ。
静かに、何かを問う訳でも慰める訳でもなく、ただ静かに佇んでいた。
優しく抱擁する腕もなく冷たい雨の中で男の真摯な眼差しが全てを見透かすかのように思えてならない。


あぁ。この想いの行き着く先など分かりきっていたはずなのにどうしようもないほど期待する。
それを嫌と言うほど分かりきっていたはずなのに、それを目の前に突きつける男が憎くも恨めない事実に腹立たしく。
過ぎ去った季節の分だけ、想いはいつも空振りで。それでもこの想いだけは失えなくて。
くすんだ髪から滴り落ちる雫を呆然と見つめた。
男と瞳に浮かぶのは真っ直ぐな、何処までも真っ直ぐすぎる事実を突きつける。
白銀の髪が道の反対側にあった。隣には見慣れない栗色の髪の少女。
馬鹿馬鹿しいほどそれを目ざとく見つけてしまう自分が情けなくも、目の前に佇む男はそんな心の内すら見透かすかの様に、言葉無く視界を遮るのだ。
何処までも真綿に包むかのような優しさと非常識さを併せ持つ男は静かにそこに居たのだ。

痛いほどの想いがそこにがあった。

 

 

「……あんたが悪いんだ」


 

  この眼を抉り取ってくれ
  そうすればお前だけを感じていられるから






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お題☆恋する台詞 冬←一護←浦+愛+他

「すき。死にそうなくらい」



心臓が張り裂けそうなほど鼓動を刻んでいた。
目の前には無防備なほど熟睡する愛しい子供。
ほんの少し体勢を崩せば子供へと届く距離を保ちながら、年甲斐も無く胸が張り裂けそうなほど痛い。
ちょっとした罪悪感よりも勝る大人の欲求は正確なくらい無防備な寝顔をさらす子供へと向いていた。
所々、所有の証を残す子供の首筋や微かに開いた唇。
小さな寝息すら背徳感を感じさせるほど愛しい。
「いちごさん」
小さく名を呼びかける声は不安定ながらも、耳になじむ心地よさだ。
いっそのこと、泣き腫らした目元を紅く染めた子供を抱き殺したいほどの衝動を無理やり腹の底へと押し込めた汚い大人は小さな寝息を立てる子供の前で身動き一つ取れないのだ。
小さく、ちいさく何処までも小さい声で、まるで親に縋る子供の様な表情で名を呼ぶ。
身動ぎ一つ出来ない状況下で、それでも渇望するのはいつだってただ一人だと、そう知らしめる愛しい子供の無防備さにクラリと眩暈を覚えるのだ。
いっそ孕ませてしまえば無防備なほど安らかな寝息を立てる子供は傍に居てくれるだろうか。
想いは常に在れど、それを実行してまで子供の笑みを曇らせたくは無いのだ。
「いちごさん」
それは祈りに似ていた。
親を恋しがる子供の様に、何処までも純粋で限りなく愛おしさを込めた、祈り。
そっと手を伸ばし触れた柔らかな頬に擦り寄ってくる子供の安堵した表情を脳裏に刻み、一生忘れない自信はあった。







双子設定
兄;冬
妹:一護
一護総受け

★男女の双子で5題(完結)
★恋する台詞(↑続編)未完
★長文題(↑続編)未完

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お題:長文題より 冬←一護←浦+愛+他

 

「こんな痛みを知らないままなら、一生苦しまずにいられたのに」






なんども、なんども、それこそ想いを抱いた瞬間から考えてる。
血の繋がりなんて無ければよかった、と。そうすれば堂々とアイツの傍に居られるのに、と。
そんなとり止めも無い想いは決して現実にはならない。それでも考えてしまう。
心が潰れそうなほど、なんども、なんども。
そんな想いを知っているくせに、知らないフリをする男の滑稽さに少しだけ救われた。
幾度と無く、それこそこの想いを男に悟られた瞬間から男は笑っていた。
凍えるような瞳で、いつも薄っすらと口元に笑みをたたえて。
本音を言えば、男との関係を嫌ってはいない自分がいるのだ。
甘えるだけでも縋るだけでもない。
この不毛な想いを抱えたまま男と肌を合わせるのは幾度と無く躊躇いを感じても、それを拒絶できなかったのは男を多少なりとも好いていたからなのだろう。
今となっては、それはどうでもいい、こと、なのだが。
快楽の波に押し潰された思考を幾度と無く放棄しても、考えは自然と湧き出てくる。
もし、と言う言葉があるのならば、この想いはただの家族愛だと、そう言える自分が居たならば、この想いの行く先はきっと目の前に居るこの男に向いていたのだろうか、と。
似非笑みを浮かべた男の腕は何処までも優しく、滑稽なほど強かさを持っている。
だから逃れられないのだろうか。そんな気さえ起こさせてくれない男に身を委ね、男の背に浮かぶ月を見上げる。

こんな不毛な行為すらきっと俺たちには必要なことなのだろう。
そう、ありたいと思った瞬間から。








☆男女の双子で5題(双子兄冬←妹一護←藍+他)
☆恋する台詞(上の続編)  設定


以上の続編

 

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