妄想と現実の境界線
人生 経験よりも実践である
一番近くに
まず頭でネタを考えます。(それを妄想と言う)
思い付いたネタはネタ帳へ書きこみ(頭の中の帳面)
それを文章へと変換させるのですが、文章へと変換される前にネタ帳が消去されました。(それをど忘れと人は言う)
双子で12のお題 より
06:一番近くに
忠義の騎士が頭(こうべ)をたれるのは唯一と定めた至上の存在。
必ずお守りします。
誓いは地に落ち、進んだ道は孤独。それでも望んだのは忠義。
遠い日。幼い頃の誓いを今、果たそう。
決して見(まみ)えることのない至宝。今、目の前に。
あの日の約束を。
誓った約束。偽りの忠誠を捨て去り、駆ける先にあるのは希望でも絶望でもない…真実だから。
思い出はいつも優しく心を包みこんでくれる。
共に駆け、笑いあった日々は偽りでもなく本当でもなく。
嘘に塗(まみ)れ、真実など何処にもありもしないのだと悟った白い騎士は優しさと肯定をくれる姫に膝をおった。
嘘を語るのは、それを真実にする術を知っているから。
至宝の声に立ち上がった騎士達は主の元へ駆け参じる。
「私は戦いを否定しない。だが強いものが弱い者を一方的に殺す事は許さない。撃って良いのは撃たれる覚悟があるヤツだけだ」
パフォーマンスは何事も必要。仮面の奥に隠された真実など誰も求めない。
嘘で塗り固めた人生。生きる為についた嘘。それでも求めたのは唯一。
「力ある者よ 我を恐れよ。力なき者よ 我を求めよ」
優しい世界を、と望んだのは半身の妹。半身が望んだのは妹の目に映る世界が優しくあれ、と。
では俺が望む世界とは…。
ゼロ。
それはただの記号。
それはただの破壊者。
それは反逆者。
それはテロリスト。
それは……
「ルルーシュ」
私の弟。
一番近くに
騎士
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最近ますますネタが浮かばなく日々悶々とする毎日です。